大学の種類

大学の種類は、大きく分けて4つあります。

日本からの留学の場合は、総合大学、コミュニティカレッジが主流です。
大学を決める年齢ではまだ専門を決定するには若すぎるという考えのもと、専門を突き詰める場合大学院への進学を選択する生徒も多いです。途中で学部を変えることができるのも、日本と大きく異なる点ですね。

大学の種類 規模 特徴
リベラルアーツカレッジ Liberal Arts Colleges

学士号 Bachelor’s Degree

リベラルアーツやサイエンスの学部のコースに焦点を当てている。基本的に大学院は持たない。
しかし、一部では大学院レベルのプログラムや、医学、経営学、法律も。
全体の入学者数とクラス規模はかなり小さい傾向。
学生はさまざまな分野のコースを受講しながら、専門分野(専攻)を選択。
歴史的にリベラルアーツカレッジは、教育、個々の学生の発達、および高等教育のより学術的な(就職を目的としない)側面に重点を置いていることで知られている。
バージニア州のメアリーワシントン大学など、本質的にリベラルアーツカレッジの公立大学の例もいくつかあるが、大半は非営利で運営されている。
多くは全寮制。
カレッジは一般名であり、リベラルアーツカレッジでも イサカカレッジ(NY)には大学院プログラムがないが、ハイポイントカレッジ(NY)には大学院プログラムがある。
授業料は高額でどちらかというと富裕層が多いのも特徴。

私立大学 Private non-profit  US Universities 

学士号 Bachelor’s Degree

私立大学は、国内および国際のランキング表のトップを占める傾向があるがもちろん必ずそうというわけではない。
ミシガン大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの米国の主要な公立大学も同等に評価されており、入学に関しても同様に競争力がある。
全体的に私立大学の授業料は公立の大学よりも高くなる傾向がある。
財政援助(FAFSAなど)が考慮されると、初期の授業料は大幅に低くなることもあるが日本人にはあまり関係ない場合が多い。なぜならFAFSAはアメリカのソーシャルセキュリティーナンバーを持っていなければ受けることができない。
アイビーリーグはこの中に入る。
日本から留学する場合もアメリカ人が入学する場合も基本的に授業料は同じ。上に書いたような助成援助はFAFSAというアメリカの社会保障番号を持つ人のみが受けられるものを日本人の場合は受けられない。
そのほかに、学業でいい成績を持っている場合には学校独自の奨学金を受けることができる場合も多く、国籍に関係なく与えられる。

州立大学 Public (State) Universities

学士号 Bachelor’s Degree

州立大学とも呼ばれる米国の公立大学は、州政府から公共部門の資金を受ける。
州立大学と呼ばれることのほうが多い。
州立大学は公的資金により支援されているため、通常、私立大学よりも授業料は安いが、実際の学生の授業料は、財政援助によって大きく異なる。
2つの授業料の料金帯ががあり「居住者」または「州内」の学生は安く、「非居住者」または「州外」の場合は前のものより高い授業料を支払う。
留学生は、州外の学生と同じ料金を支払う場合と別の国際料金を支払う場合とがある。

コミュニティカレッジ Community College

準学士  Associate Degree



短大とも呼ばれるコミュニティカレッジは、州の資金援助も受けていて通常、準学士号を修了。
基本「2年制大学」だが「4年制大学」の場合もある。
小規模になりがちで、授業料は通常、米国の他の大学の授業料よりもはるかに低い。
カリフォルニアコミュニティカレッジシステム(CCCS)が最大で、州全体の100以上のコミュニティカレッジを管理する。
日本の学生がアメリカで勉強を考えるときに価格的にもこのコミュニティカレッジからスタートし2年後に4年制に編入する計画をよく耳にするが、結局のところ2年後に必ずしも目標の大学に入れるかはあなたのがんばり次第。

多くは、

専門化されていない教養教育で、学生が専門的なスキルもなく卒業するため、将来的に危険であるとも考えられがちですが、多くの大学では徐々に知見を広め、サポート態勢もできつつあることから、しばしばリベラルアーツ教育を受けることを生徒に勧めているようです。多くの場合、入学した新入生の約86%が学部などが学部を選ばずに大学に進学し、一般的な教育要件からさまざまな分野や興味を経験した後、 2年目の終わりまたは3年目の始まりに専門分野を選択します。学生は、1年生から3年生までいつでも、1つの専門分野と大学に進学することができます。 4年目に変更したい場合でも大丈夫ですが、クラスを終えるのにさらに1〜2年は学校に行く必要があるでしょう。