アメリカの大学生活

アメリカの大学と日本の大学の違いは?

アメリカの大学と日本の大学の違いは何といっても「自立」です。
アメリカは大きな国なので、アメリカ人でさえ家族と離れた生活を送る人が多いのです。

私の甥はアメリカ人で家はロサンゼルスですが、同じロサンゼルスでも家から遠い大学に通う彼もやはり寮に入り自分で生活を送っています。

日本から留学をする場合には、その距離感からも自立を余儀なくされます。
アメリカの教育は、18歳から自立を目指すというような考え方があると思います。
それは大学に入学する年です。

大学では、夜中まで、もしくは24時間図書館が開いています。
大学生の中心は「勉強」であるという証です。寮で2人部屋や3人部屋で暮らす場合には、自分のペースでの勉強をするにはこの図書館を利用するのです。特に試験前などには多くの生徒が利用します。

たいていの総合大学ではキャンパス内で多くのことは間に合います。特に田舎の大学などでは大学の外に出ると何もないという環境の場所も少なくないですが。授業に悩んでいる場合などはそれを聞いてくれたりわからないことを教えてくれる「チューター(Tutor)」という存在もあります。

寮生活

1年間もしくは1学期は寮で必ず生活をしなければならないという学校も結構あります。その場合は、寮が気に入らないなどの理由があれば寮で暮らす間に新たな住居を探したりします。

4年の学生がいなくなるのでシェアハウスが空くなどの情報が出回ったりもします。でも寮はキャンパス内にあり図書館もありと、便利な場所でもあります。

寮の部屋はどう決まる?

大学が決まると大学側からアンケートのようなものが送られてくることがあります。「部屋で勉強するタイプか?」や「友達を何人部屋に呼ぶタイプか?」など事細かくその人のアイデンティティを聞く内容が書かれていて、それをもとに大学側もルームメイトを合わせるようです。

食事はどうするの?

寮生活の場合、「ミールプラン」というものがついてくる場合が多いです。

それは、1学期分の食事の代金を先に支払いプリペイドカードのような形でそこからカフェテリアなどで食事をオーダーしたときに引き落とされるなどの仕組みです。ミールプランがある場合は、学費に組み込まれていることが多いです。

また、自炊ができるところもあります。日本にいる間に簡単な料理を作る習慣をつけておくと楽です。

寮に入る前に必要なものは?

日本からアメリカの大学に入学する場合に限らず、寮生活を始めるときに必要なものは寝具です。
たいてい、大学が決まるとアメリカからセットで販売するお店からメールが来ます。

そこには、安いものから高いものまで幅広いラインナップの寝具が販売されています。
これをアメリカに行く前に購入しておかないと、寮に到着した夜に苦労します。

もちろん自分で用意していってもいいのですが、ベッドのサイズやまくらのサイズなどを事前に知らない場合には大きさが合わず苦労するでしょう。

そのような寝具屋さんに前もってオーダーしておくと、大学の寮に入るときには到着していてすぐに気持ちよく寝ることができます。ただでさえ時差や長いフライトで疲れているので一番シンプルな安いものでも購入しておくほうが得策です。

また、寮によっては1つの部屋に1つの冷蔵庫マイクロウェーブ(電子レンジ)を置くことができる場合があります。そういった場合は、同じ部屋の子と話し合ってから購入する必要があります。また、今はとっても小さくて冷蔵庫といえないようなものもあり、朝食べるためのヨーグルトや飲み物などを冷やすことができます。





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