留学 わたしの娘の場合 part 2

前回、大学を決めるところまでお話ししたと思います。

今回は、そこから実際に大学への申請についての話をしたいと思います。

サンフランシスコ大学は私立の大学で、学費は800万円ほど。かなり高い大学です。しかも留学生であってもアメリカ国籍であっても金額は同じです。
一般的に言ったら、「こんなにかかるんだから、日本の大学にすべきじゃない?」ってほど。
普通に考えれば、大学の費用に向こうでの生活費、寮費などがかかるわけですからかなり割高です。
私の場合は、お金はあとからついてくるだろうといった度胸だけで進んだ気がします(苦笑)。

大学が決まり、娘は学校の先生と話をしながら申請するための準備にかかりました。

ほとんどの手続きはインターネットで行われました。必要なものは、「GPA」、「エッセイ」、「推薦状」、「TOEFLのスコア」が一番に必要でした。

GPAは日本の高校の場合5段階か10段階だと思います。アメリカのGPAはそれを4段階に計算します。娘の場合、ラッキーなことに4段階でも4.0という高水準をたたき出していました。ここはクリアです。アメリカの大学に語学学校なく入学するためには、最低でも3.2くらいは必要だといいます。でも、学生を呼び込みたい学校はそれ以下でも入ることはできるようです。ただ、治安や教育レベルなどいろんなことを精査する必要があります。

TOEFLのスコアは、普通にアメリカの大学に進みたい場合65から80くらいはいるのではないでしょうか。娘は、この時69でした。ちょっと危うい当たりだったと思います。サンフランシスコ大学では80と記載されていました。こう見るとやはりスコアだけで入学が可能になるわけではないのかなと思います。

次に推薦状。娘の高校は国際高校だったことと校長先生がその当時カナダ人であることから、推薦状に対して問題はありませんでした。たいてい2通の推薦状が必要ですが、多分大きな大学では3通必要な場合も。カウンセラーという先生には書いてもらう必要があり、担任の先生に書いてもらう場合が多いかと思います。娘は担任の先生、そして校長先生、さらに2年までの担任の先生がとても娘を理解していたことからこの3人にお願いしました。どの先生も英語に堪能であったことから、意外に問題なく進みました。ただ、多くの生徒の分を描かなくてはならないことから、決心したら早めにお願いしておくことが必要だと思いました。

エッセイについて。娘は演劇科だったことから「演劇」についてのエッセイを書いていました。たしか「レミゼラブル」について書いていたようでした。エッセイの内容についてはまた後日。

インターネットに書かれた内容を理解しながら、娘は自分の力で少しずつ進みました。

私がこの間にしたことは、ほとんどありませんでした。強いて言うならば、合格した後のために使うお金を生み出すことくらいでした。

次回は、大学入学決定から渡米までについて書こうと思います。

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