こんにちは！
Atelier Collegial の Sara です。
今回も前回に引き続き、私の大学の寮での経験を紹介します！
ぜひ前回のブログと合わせて読んでみてください👌
私の寮はキャンパス内にあり、9階建ての大きな建物でした。寮はキャンパス内に５棟ほどあって、基本的に一年生が住んでいます。二年目以降の人や交換留学生などはキャンパス外の寮に住んでいる人が多かったと思います。寮の建物はルームメイト同様、ランダムに振り分けられて決まります。
私のいた建物はフロアごとに女子・男子と分けられていて、各階に大体20人くらい住んでいました。一階はみんなで集まれるラウンジのようになっていて、ソファーやテレビ、卓球台などがあります。パソコンとプリンターもあったので、自分のパソコンの調子が悪いときや宿題のプリントアウトにも使っていました。あとはピアノも置いてあったので、よくそこで練習していました🎹
また月に一回、階ごとにミーティングがあり、それぞれの近況や寮での過ごし方について確認します。その際はRAという各階のリーダーが仕切ります。RAは二年生以降の生徒がバイトで寮に住みこんで住民を見守る仕事で、家賃が無料で住めることからとても人気の仕事でした！アメリカの大学ではこのRAのシステムが一般的です👍
私たちの部屋から見える景色です。８階で学校に背向きの方向だったので、サンフランシスコの都市全体が見渡せる良いポジションでした！ここから見える朝日と夕日が最高です😆
寮に引っ越す最初の日はmoving dayと言って、一種のイベントのように盛り上がります。みんな一斉に荷物をもって集まり、その日のうちにそれぞれ思い思いに部屋をデコレーションします。このデコレーションが大学の寮の最大のイベントと言っても過言ではありません。みんなルームメイトと協力して飾りを準備したり、家具の位置を動かしたりと工夫しています。それぞれの個性が出ていて見るのがとても楽しかったです☺
左下の写真は一部ですが、私のベッド周りのデコレーション(?)です。これはかなり地味な方で、みんな壁一面に写真を貼りつけたり、ベッドの位置を高くしたり、またタペストリーを飾るのが流行りでした。
さて、ここから私がお話ししたいのは、寮での共同生活がいかに留学生の成長につながるかです。寮にもいろいろな種類があると思いますが、私の学校の場合は追加料金で寮の場所や部屋の広さ、シェアする人数などが選べました。これを利用して一人部屋を選択する留学生がとても多かった印象があります。
確かに一人部屋にすれば、一人の時間やパーソナルスペースが持てて最高ですが、私はお勧めしません。なぜなら簡単に閉じこもってしまえるからです。
ルームメイトと！変な写真しかありません
私は何度か慣れない環境とハードな授業に心が折れ、病みそうになった時期がありました…（笑）これはほとんどの留学生に通じる経験ではないでしょうか？そんな中、英語を話すのにも疲れ、授業が終わればすぐに部屋に閉じこもり、休日も出かけない日々が続きました。
それでも共同生活をしていると、どうしてもルームメイトや他の寮の生徒と話さなくてはいけません。一日中外で英語を話さなかった日でも、ルームメイトと挨拶など必ず何かしら言葉を出さないといけませんでした（あたりまえですが笑）。そうすることで段々と自分の英語や人との関わりに自信が出てきて、気持ちが前向きになりました☺
英語だけに関わらず、やはり落ち込んでいるときは誰かしらと一緒にいることで少しポジティブになれたりするものだなーと学びました。特にカルチャーショックや学校の大変さなどから気分が落ちてしまう留学生は少なくないと思います。そういう時ほど部屋に籠りがちですが、外に出なければせっかく留学した意味がないし、いつまでも成長できません。寮での共同生活はこういった面で私を何度も助けてくれました。
また、私のルームメイトはとても良い人で、よく私の相談にのってサポートしてくれました。最初に出会った時彼女がとても早口で聞き取れないことが多かったので、「まだ英語がわからないからゆっくり話してくれる？」とお願いすると、「早口の方が英語に慣れやすいでしょ」、と言っていて驚いたのをよく覚えています😂 この時は「性格がきつい子なのかなー」と思っていましたが、おかげで私も英語の聞き取りがだいぶ成長し、一緒によく出掛るようになったりと、とても仲良くなりました😊 他にも同じ寮内の子は話す機会も多くて、友だちが増えるきっかけができたのも寮生活のおかげです。特に一階のラウンジにいれば誰かしらが話しかけてくれるので、そこでよく宿題をするようにしていました。
私の個人的な経験ですが、このような理由で、これから留学する人には寮での生活をおススメします！共同生活は自分の成長につながるだけでなく、とにかく楽しいです😊 寮生活を通して良い留学ライフが送れることを願っています！
次回のブログではオンライン授業の様子をお伝えします。お楽しみに💞
Sara