インタビュー:ニコール・ラグルア

みなさん、こんにちは、ハッピープライド!今月のニコールラグルアへのインタビューにヒントを得て、新しいジェネレーションへの道へ進みましょう。ニコールは自称“アートプレナー”です。自らのアートを人生の中の優先に置きキャリアを築く方法を見つけだそうと取り組んでいる女性です。彼女は人生の喜びやリスペクトの気持ちを大切にしています。これまでの彼女の生き方を通して、私たちみんなが何か“気づき”を得ることができればと思います。様々な情報を与える社会から明確な情報を見出し、私たちの人生を自分らしく歩みましょう。あなたの人生は”あなた”のものなのですから。

 

パトリック:元気だった?

ニコール:ひさしぶりね。

パトリック:そうだね、どのくらいかな?

ニコール:7年くらいね。

パトリック:そうだ。君の高校の卒業か、ダニエルのパーティーで会ったのが最後だと思う。

ニコール:そうそう。そうだわ。

パトリック:どうしてたの?

ニコール:私は今、海外での生活が気にいっているの。あなたもそうかもしれないけれど、外国での生活は本当に素敵よ。

パトリック:そうだね。

ニコール:私はアメリカを出るまで、自分に欠けていたものに気づかなかったもの。

パトリック:では、自己紹介と、今の場所にたどり着いた経緯を軽く説明してください。

ニコール:私はニコール・ラグルアです。アーティストとしての名前はニコル・サンです。芸術家であり、起業家でもあります。今、私はイスラエルに2年余り住んでいます。海外でフリーランサーになったことが、私の可能性を大きく広げました。大学の休みにイスラエルに旅行に行ったときにイスラエルをとても気に入りました。そして、次の学期にアメリカに戻らずそのままイスラエルに移住することに決めました。あっという間のことでした。

パトリック:僕は君が心の赴くままに行動するところが大好きです。そこにエネルギーを感じ、「イスラエルに移住したい!」と決心したんだね。

ニコール:確かに、大きく心が赴く瞬間がありました。私は、「BirthRight」というプランでイスラエルに行きました。そのプランはユダヤ人なら誰でも無料でイスラエルに行くことができるというものでした。アメリカ人とだけでなく、イスラエルの兵士のグループと一緒になることも。イスラエルでは、すべての市民が18歳になると、2年間兵役を受けなければなりません。
私たちは兵士のグループと一緒にいましたが、驚いたのは、彼らは兵役を終えたばかりの21、22歳くらいだったことです。イスラエルの人たちは、兵役を終えると1年ほど旅行に出かけます。旅行から戻ってから、時間をかけて自分が何をしたいのかをちゃんと考え、大学で勉強します。そうすると彼らは24、25歳ごろに大学生になります。私は 「なんで私は17歳で自分自身についてや自分が何をしたいのかさえも知らずに大学に行ったんだろう?」と考えたのです。そしてその考えが私を大きく変えたのです。
「なにをそんなに急いでるの?なんのため?もう少しスピードを落とせばいいのに。」って感じでした。こうした考え方はイスラエルの文化に大きく反映されていると思います。それが私がここをとても気に入っている理由でもあります。

パトリック:イスラエル人は学位を取得するのが普通より遅れていて、若いうちに国家の任務があり、自分のやりたいことを見つけることや就職などに取り組むまでに時間がかかるということ?

ニコール:ええ。私は、彼らには高校時代などで「どこの大学に行くのか」とか「何を学びたいか」などのプレッシャーがないのだと思います。卒業したら兵役に行くとわかっていて、実際にそういったプレッシャーを感じる必要がないのだと。多くのアメリカ人が感じているようなプレッシャーを彼らが感じることはまずないでしょうね。私は10 年生の16 歳のとき、「何の学位を学びたいか?」とか「将来何をしたいか?」などと聞かれましたが、私には見当もつきませんでした。
そういったプレッシャーは基本的に取り除かれていると思います。彼らは本当に時間をかけてやりたいこと、学ぶ時期などを優先的に考えます。アメリカの大学の場合、優先順位は学位自体よりもはるかに社会的なものです。なぜなら、人は学位についてあまり熱心ではなく、世界を知ったり成熟する機会がないからです。私もさほど大学の学位についてあまり深く考えていなかったし、遊びにもよく行きました。イスラエルの人たちは大学に行っても遊んだりはしません。彼らは 25 歳なのに。彼らは一生懸命学びます。私たちとは違いますね。そして、海外で暮らすようになるまでそんな人たちがいることを私は知りませんでした。

パトリック:確かにアメリカではアメリカ人が一番正しいと思っていますね。

 

ニコール:他をあまり知らないんです。アメリカ人が他の国を孤立主義だと言うのはおかしな話です。だって、アメリカは文字通り“アメリカだけ”ですから。カナダやメキシコのように他の国についてあまり積極的でない限り、ほかの国に関心は持ちませんよね。でも、大学に行ったときも同じように、私はさほど情熱もなく学位にも関心を持っていませんでした。

パトリック:僕は、学校にいるのが好きでした。でも、大学に行った理由は両親に他の大学に行った友達のようにいった方がいいといわれたからです。

ニコール:そうですよね。自分がやりたいことではなかったかもしれないけれど、他の方法を私たちは知りませんでしたね。

パトリック:確かに。大学に行かなければ高卒となって、就職しないとお金を稼ぐことはできないだろうという考えでした。君は高校生の時に大学について最初に考えたのはどのようなプレッシャーでしたか?

ニコール:正直、想像以上にストレスがたまりました。とりあえず大学に進学したのは、あまりにも多くのプレッシャーがあり、自分でも答えを見いだせなかったからです。私の高校ではペンシルバニア州立大学は優秀な大学といわれていました。同じ地域から多くの人がこの大学に進んでいたのです。 「ペンシルバニア州立大学への進学ば安全な道。何がしたいかなんてことすら誰も気にしないしみんなにリスペクトされる。」と。
でも私は、大学を辞めました。自分が望んでいるわけではなく、誰かのために進学しようとしたからです。そういったものに執着していなかったので辞めることは簡単でした。でもあなたが言ったように、大学に行かなかったらとか、中退したら、仕事をしなければならないなどという考えは、変える必要があると思います。高校を卒業した後にギャップイヤーを取り、自己成長のための時間をとることもいい方法ですね。

パトリック:そういう考えは興味深いですね!

ニコール:何をしたいのかを考えるべきですね。途中であきらめるという考え方はとても恥ずかしいと思っていたので、選択肢にもありませんでした。ギャップイヤーを取って旅行に行くかもしれませんが、ダメな人間という烙印(スティグマ)をおされるのではと思いできませんでした。そういった考え方を変えられれば、多くの人がより幸せになり、自分がやりたいと思うキャリアに就けるようになると思います。

パトリック:その通りだね。そうなれば“中年の危機”は少なくなる。ほら、よく言うでしょ。 45 歳にして目が覚めて人生を無駄にしたことに気づくとか。

ニコール:その通りよ。

パトリック:“スティグマ”が君の学校に通わない理由の 1 つであるというのは興味深いことです。なぜなら、日本では、社会的“スティグマ”をアメリカよりもさらにに感じているようです。

日本人の友達や日本で育った友達から聞いた話ですが、中学生の時に髪が黒くなくてほんの少し茶色いのはもう不良って感じだそうですよ。

アメリカにいる間の自分自身が受けたプレッシャーをどのように乗り越えてきたのですか?あなたは海外に行ったことで、自分の生き方への考えが変わったといいましたが、そこに行きつくまではつらかったですか?たくさん悩み、ご両親と話しましたか?
あなたがイスラエルに移住する決断に至った経緯を教えてください。

ニコール:私がイスラエルに移住したとき、両親は「え?」って感じでした。

彼らは確かにショックを受けましたし、私がイスラエルに行って今はそこに住みたいと思っていることについては一過性なものだと思ったと思います。

でも両親は、私が幸せそうでなく、ペンシルベニア州立大学ではいい方向に進んでいないということが分かっていました。今、両親は私を支援してくれていて私が幸せになることを望んでいます。両親は、私の思いを広げさせてくれました。
インターンシップ プログラムに参加したので、両親も安心していると思います。
私は 4 か月間のインターンシップの間に、この国にとどまると決めました。

海外で暮らすことは、精神に何かをもたらすと思います。特に、そこに誰も知り合いがいない場合はそうです。自分を積極的に表現でき、そこに自分に対する偏見はありません。過去の自分について知っている人はいません。私に対して「ねえ、以前はそうじゃなかったじゃない」などとジャッジする人もいない。だからこそ私はここでうまくいったのだと思います。ここまで来るには本当に大変でした。こういったことを頑張って、今私はインスピレーションを与えてくれる人々に囲まれています。多くのフリーランサー、アーティスト、映画製作者と友達になり、そういった人たちとのコミュニティはたくさんのインスピレーションを与えてくれました。私のようなことは誰にでもできます。でも、アメリカではできませんでした。なぜなら、そこまで成長するために自分自身を作り直す余地はないからです。

パトリック:そうですね。僕は以前「あなたの今の環境は、今のあなたを作った環境である。したがって、古い環境で新しい人間に成長しようという場合、変わる余地はない。」という言葉を読んだことがあります。

ニコール:本当にそうですね。

パトリック:良かったですね。僕は、Instagramでは君を見ていたけれど何年もあっていなかった。Instagramでその人の今を完全に理解するのは難しいけれどね。今日のビデオチャットでも君は自分自身を以前とは違う形で見せてくれています。ずいぶん会っていなかったけれど、実際に年を重ねるというよりもっと成長しているように見えます。

ニコール:そう、私は幼かったものね。

パトリック:そうだね。僕が今まで見たことがないような、何か魔法でもかけられたように内面が変化しているみたいだ。

ニコール:大きな経験に見合った変化がありました。夢中になれるようなことをやろうと思ったら、成長の可能性は最大限に発揮されるんです。すごいことだと思います。アメリカの高校から大学への道は、日々に追われ個人的な成長のための期間とはなりません。

そして、私はそういった個人的な成長が、あなたが本当にやりたいことを見つける道へと導きます。誰と一緒に過ごしたいか、どんな人生を送りたいか。

そして、そういったエネルギーは、職業を選んで「これは私を幸せにするだろうか」と考えるのではなく、反対に、なりたいものに注がれるものです。まずは自らを幸せにして、これからの人生にエネルギーを注ぎたいですね。

パトリック:僕もそう思います。同じ波に乗っている人たちと話すのが大好きです。キャリア、コントロール、業績だけにとらわれていない人の話を聞くのはとても新鮮です。これらすべてについて言えば、君は、本当に自分の人生を生きているという意味で成功していますね。君らしくいる。僕たちはこれからも成長し、変化していくでしょう。
君はそういったことを真剣に受け止めたんですね。どんな時に諦めようかとか、悩んだりしましたか?

ニコール:最初にイスラエルに移り住んだ時、フリーランサーであることは全然問題ありませんでした。私はグラフィック デザインのインターンシップをやっていたのですが、微妙な時期がありました。ビザがなかったので働くことができなかったのです。インターンシップを終えたとき、ただ数ヶ月何もせず過ごしましたが、それは本当に大変でした。仕事がなく、新しい国で一人で、友達を見つけなければと思うし。やるべきことを見つける必要もあるし。

私はたくさんの人々に出会いましたが、どういった人を求めているかについて非常にうるさかったです。実際、海外に移り住むと、出会いがあり社交的になり、自分の周りにいる人を選ぶこともできます。こうして人を選んでいきます。もちろん、たまに悪い選択をしますが、最終的には後押しし、刺激を与えてくれる人たちに囲まれるようになります。

周りの人があなたをレベルアップさせたり、刺激を与えたり、やる気を起こさせたりしていないとすれば、彼らはあなたのレベルを下げているのかも。

最高のサポートグループを持っていたとしても苦労することはあります。

9時5時の安定感は、フリーランサーにはないです。私はそれを求めていないので大丈夫です。でも、落ち込むのは主にレベルが上がったときや何か新しいことに挑戦したとき、人生に大きな変化が起きたときだと思います。

そういった意味で、私は、インポスター症候群だと思います。完全にそうだと思います。Instagram を個人用からプロ用のページに変更したら、誰もこれを気に入りらないだろうとか、みんなが私のフォローを解除するんじゃないかと。ああ、それから、タトゥーのコースを受講するとしたら、そのコースで一番ダメのは私だろうとか。

誰も私にタトゥーを入れたいとは思わないとか、なんでも疑っちゃいます。何もかもうまくいかず、何をやっているのかわからない日々が続いています。でもそれは、私がまだ学んでいる途中で、これからもずっと学び続けるところにいるからです。成長していくしかないのです。でも、自分には才能があり、情熱があるなどといった自信を持つことも大切です。たとえそれが世界で最大の成功でないにしても、それはあなたの中で何かを満たしてくれる最も重要なことです。

パトリック:確かに。内面的に充実していないのに外面的には成功しているように見せているとしたら、それは人生の無駄ですよね。僕たちは、80歳までは生きるんだから。

ニコール:もっとかもね。

パトリック:そういう時は、何か良いことをしたいよね、自分のために!

原文

Hello everyone and Happy Pride! This month we’re taking a turn onto the new path of a generation in our conversation with Nicole LaGrua. Nicole is a self-styled Artprenuer, this is a person who makes their art a priority in their life and finds a way to build their own career on their time. She brings a sense of joy and respect for life, through her journey so far I hope we can all open our eyes a bit more. Rub away the fog of society telling us what to do, and take some agency over our lives. Your life is yours to live. 

 

Patrick:Hey how are you?

Nicole:It’s been a long time.

Patrick:I know. I shouldn’t ask years since we’ve seen each other, but like?

Nicole:Like seven years.

Patrick:Wow. Yeah. It was your high school graduation or maybe a party for Danielle I think was the last time I saw you.

Nicole:Oh yeah. That makes sense.

Patrick:How have you been?

Nicole:I love living abroad. You probably know, not being in the States is great.

Patrick:This is the only way to live, honestly.

Nicole:I didn’t realize what I was missing until I did it.

Patrick:Would you introduce yourself and give us a short version of how you got to where you are now?

Nicole:My name is Nicole LaGrua, my artist’s name is Nichol Sun. I’m an art-prenuer, which is an artist plus an entrepreneur. And I’ve been living in Israel now for a bit more than two years.

I absolutely love it. Definitely being a freelancer abroad has completely changed my vision of what is possible. I took a trip to Israel on a break, while I was studying in university , and I fell in love with it. I actually decided not to return to studies that next semester and to move to Israel instead. It was very quick.

Patrick:I love that you’re working with your instincts. You felt the energy and you decided “Yeah I want this.”

Nicole:Definitely, there was a big “aha!” moment. So basically the trip that I took is called “BirthRight”. Any Jewish person can go to Israel on a free trip. So I went and on the trip, you’re there with a group of Americans that come with you and you also are with a group of Israeli soldiers. In Israel every single citizen, when they turn 18, has to serve for two years in the military.

Nicole:So we had a group of those soldiers with us and it just really opened my eyes because soldiers were I think around twenty one, twenty two and they were just finishing the army. In Israel you finish the army and you go travel for like a year, and then when you get back you take your time and really figure out what you want to do and then you study at university. I mean, they start their degrees at like twenty four, twenty five. And I was just like. This is how it could be like, “Why did I go to college at 17 not knowing anything about myself or what I want to do?” and it was just this big perspective shift.

Nicole:I was like, “Why am I rushing? What’s the rush? I need to slow down a little bit.” And I think that the mindset translates to the Israeli culture a lot. And that’s why I love it so much here.

Patrick:So do you find it generally because people start their degrees later and they kind of have this, like, national commitment early when they’re a young adult, that their general view is slower and like everything they choose to be like is business slower, are projects slower or what do you think?

Nicole:I think it’s more in the sense of when they’re in high school, they’re not already being pressured in the sense of like, where do you want to go to college? What do you want to study? They don’t really have that pressure because they know that they’re going to graduate and then they’re going to go to the army. So it’s kind of unlikely that they feel that pressure that a lot of Americans feel. I mean, when I was in 10th grade, 16 years old, I’m being asked, “What degree do you want to study? What do you want to do for the rest of your life?”

Nicole:And I had no idea. So, I think it’s mainly that pressure being taken off. They really take their time to figure out what they want to do, and when they go to study, they actually prioritize it. Like in American colleges, the priority is social, way more, than the degree itself because you’re not really passionate about the degree and you haven’t had a chance to see the world and mature. In my case, I REALLY wasn’t that passionate and I was going out a ton and I wasn’t respecting the degree, the way that, you know, Israeli people go to university and it’s not parties. They’re 25. They’re really learning something. It’s a different way of doing things. And it really was completely unknown to me that that was even possible until I lived abroad.

Patrick:Yeah, in America, we just think the American style is the only way.

Nicole:Yeah we’re not exposed to other ways of living.

Patric:Yeah, it’s funny that American says other countries are isolationist because America is literally just only America, like you never talk about anywhere else unless It’s Canada or Mexico and there isn’t a lot of positivity about other countries. But similarly when I went to university, I also was completely dispassionate and did not respect my degree.

Patrick:I did well because I liked being in school, but I never… Like I only went to university because my parents said I had to and like my friends at university. So obviously I should probably too.

Nicole:Yeah, it’s like you knew it wasn’t what you wanted to do, but you didn’t really see a different path available.

Patrick:Exactly. It was this idea that if I didn’t go to university I was going to be a dropout or I was going to have to go into the workforce or I would never make any money. So, when you were in high school and you started to feel that college pressure, what were the initial thoughts, if you can think back on what that was like.

Nicole:Honestly, it stressed me out so much, to the point where I actually didn’t even think about it. I really put it off to the side. I applied to one school and that’s the school I went to because there was so much pressure and I knew I didn’t have the answers, so I did what everyone else thought was best. In my high school, Penn State was a really good university to go to. A lot of people from my area went there. “OK, I’ll go there and it’ll be the safe route, I’ll be respected. Nobody will give me problems about it, even if I don’t necessarily know what I want to do.”

Nicole:That’s why I left, because I was just going for other people’s reasons and not my own at all. That’s why it was so easy for me to leave too because I wasn’t attached to that lifestyle, that path. But like you said before, the ideas that if you don’t go to college or drop out or you’ll have to go into the workforce, like that whole drop out mentality, I think needs to be changed in a way, because I think the smartest thing anyone can do after finishing high school is take a gap year, take some time for self growth.

Patrick:Interesting!

Nicole:Figure out what you want to do. I think that dropout mentality is so shamed upon because I felt it, too, that was not even an option in my head. Maybe I’ll take a gap year and I’ll travel but I didn’t do it because of the stigma around it. And I think if that’s changed, a lot of people will be happier and in careers that they want to be in.

Patrick:Yeah, we’d have fewer midlife crises, you know what I mean? You wake-up at 45 years old and realize you’ve wasted your life.

Nicole:Yeah, definitely.

Patrick:I mean, it’s interesting that that’s kind of like the stigma is one of the things that was keeping you in school, because in Japan it’s like imagine American social stigma times one hundred.

I’ve heard stories from friends who are japanese or grew up in japan, that when they were in middle school if someone’s hair wasn’t jet black, if it’s even slightly off brown color, they’re an outsider like it is, intense. So being in America, how did you navigate your own social pressures? You said you went abroad and that’s where you really felt the change in how you view what you should be doing with your life. Was it a difficult struggle? Did you go back and forth about it or to talk to your parents? Like, how did you actually come to the decision “I’m leaving school and I’m staying in Israel.”

Nicole:Yeah, so when I moved, my parents were like “What?” They definitely were shocked and I think they thought I was very impressionable, that, you know, I went to Israel and now I want to live there. But they also know I was really unhappy and going down a bad path at Penn State. So, of course, you know, my parents are amazing and I have their support and they want me to be happy. So they let me take this leap of faith. I did go on an internship program, which I think settled them a little bit because it was like, okay, there’s some direction.

I did a four month internship and during those four months I decided I was going to stay, I was going to become a citizen.

Nicole:I think living abroad does something to your spirit, who you are as a person, especially if you go alone and if you don’t know anyone there. Because you get to actively recreate yourself, there is no stigma. There is no who you should be, who you were in the past. There’s no comparison. Nobody’s judging you like, “Hey, you weren’t like that before!”, you know.? And that’s where I flourished. And I mean, it was a lot of growth and growth is always difficult, but it was really, really difficult. It is what led me to surround myself with people that really inspired me. I ended up becoming friends with a ton of freelancers, artists, filmmakers, and that community really inspired me, like, OK, let’s do something with my art. I can do it. I see other people can do it. But I don’t think that change would have ever happened in the States because there is no room to recreate myself to grow that much.

Patrick:Yeah, that’s a really good point. I read this quote once, like your current environment is the environment that created who you are now. So if you’re trying to grow into someone new in your old environment, there’s no room for you to change.

Nicole:Exactly. Yeah, I really agree with that.

Patrick:I’m so happy for you. I mean, like, I haven’t seen you in years but like I see your stuff on Instagram, and although it’s kind of hard to get someone’s full vibe from Instagram, it shows. Even video chatting today, you just carry yourself so differently. Obviously it’s been of years, but like, you’ve grown beyond simply getting older.

Nicole:Yeah, I was a kid!

Patrick:Yeah, yeah. It just really seems like this internal shift there’s just something magic inside you now that I don’t ever remember seeing.

Nicole:Yeah. There’s been big, massive changes and, you know, along with career. If you’re going to do something you’re passionate about, you have to be fully at your fullest potential of your personal growth. I think that’s something awesome. In the high school-college career path in the States there’s no time-period for personal growth because you’re so consumed. And I let that space and that personal growth is what actually leads you to find out that you really care about and who you want to surround yourself with and what kind of life you want to live. And I think that energy is what trickles into your career rather than like vice versa, picking a career and only afterward thinking “Is this going to make me happy?”. OK, let’s actually be happy with ourselves and then let that flow into the rest of your life.

Patrick:Yeah, that’s a yes. I love talking to people who are on this same wave. It’s so refreshing to hear from someone who’s not just consumed by career, control, and achievements. Speaking of all those things, you are kind of like a success out there, like you’re living your life. You’re doing your thing. Obviously we’re all still growing and changing. And you’ve taken that in stride. What were the darker moments where you thought about maybe giving up or when you were really lost at the beginning.

Nicole:When I first moved there, I mean, being a freelancer was not even in the question. I was doing the graphic design internship and it was such a weird time period. I was unable to work because I didn’t have a visa. So when I ended my internship, I had a few months of literally just like living, and that was really difficult because, no job and you’re just, you know, alone with yourself in a new country, you have to find friends. You need to find things to do.

Nicole:I met so many people and I was really picky about who I wanted in my life. You actually do have the luxury when you move abroad, as you’re meeting people and being social, to choose who is in your circle. And I ended up choosing people who, you know, of course, you make some bad choices, but you get to a point where you surround yourself with people who are going to push you and inspire you. If the people around you aren’t leveling you up and inspiring you and motivating you, that means they’re dragging you down like there’s no in the middle.

Nicole:With that, even having the best support circle, there are hard times in this choice. It’s that whole stability of having like a 9 to 5 you don’t have when you’re a freelancer and it’s something you have to let go of at some point. You know, you might have luls and highs of work. I’ve come to the point where I’m OK with that because I prefer it over the constant, repetitive 9 to 5. But I think the lows mainly now come when I’m leveling up, when I’m trying something new and making change actively in my life. I’ll get some imposter syndrome. I’m totally like, oh, UGH! When I changed my Instagram from a personal to a professional page, nobody’s going to like this. Everyone’s going to unfollow me, etc. Because it’s doubt. Then it’s like, I’m going to take a tattoo course, but UGH I’m going to be the worst in the course.

Nicole:Nobody’s going to want a tattoo from me. And that’s not true. It is just doubt over and over. I definitely get to days where I’m just like, nothing’s working, I don’t know what I’m doing because I’m still learning and I’m in a career where I’m going to be forever learning. I’m only going to be able to grow. But you have to be OK and find a bit of trust in yourself that you are talented, you’re doing something you’re passionate about. So at the end of the day, even if it’s not, you know, the biggest success in the world, it fulfills something inside you, that’s what’s most important.

Patrick:Yeah, yeah, because if you’re doing something that’s outwardly successful but you feel like shit on the inside, What are you doing? That’s a waste of a life. You literally get 80 years maybe to live-

Nicole:Yeah, max.

Patrick:Do something good with that time. Something for YOU!